何のための仕事?初心に返って自分は何がしたくて仕事をしているのか考えてみる!

シェアする

考える

こんにちは!

今日は暑い一日になりそうですね。

さて昨日、受講したセミナーで「仕事をして生きていくって何だろう?」という問いがありました。

とても深いです。

おそらく多くの方は「生きて行くためにお金が必要」や「生活のため」と答えるかもしれません。

実際、私も採用前の学生に「なぜ人は働かなければいけないのか?」というタイトルでレポートを提出させたことがありますが、上記のような回答が返ってきました。

私なりの答えはチョット違います。

以前にも「私の夢」で話した内容と重複しますが、私の仕事の目的(なりたい自分)は「みんなパッピー」です。食べる人も働く人も、そこに関わった全ての人を幸せにする事です。お客様だけが良くてもダメ。経営者の私だけがいい思いをしてもダメです。

つまり、「皆を幸せにしたい」為に私は仕事をして生きています。

私は目的の為には、まず従業員が幸せになってもらいたいと思います。幸せにも人それぞれあると思いますが私の考える従業員の幸せは「収入」と「余暇」だと思っています。

これを実現させる為に、何が足りないのか?どうしなければいけないのか?を考え実行しています。

もちろん私自身、人間ですから収入は少ないより多いほうがいいですし、休みも少ないより多いほうがいいに決まっています。

でも、それは今じゃなくても良いと思っています。

目先の事だけの為に私が仕事をしては会社は長続きしないと考えるからです。

まず先に会社が潰れては従業員が雇用を失い、お客様にも迷惑をかけてしまいます。

ですから会社が潰れない事が第一です。

次に先ほど述べた従業員の幸せを考えます。従業員が幸せなら仕事にも張り合いが出てお客様にも良い効果を与えます。そんな会社だったら販売力に差がつくはずです。お客様もきっと再来店していただけるでしょう。

さらにお取引業者・銀行なども「この会社と取引して良かった」となるわけです。会社も好条件を引き出す事が出来る訳です。

結果、従業員の給与も上がり自分にも返ってくるのではないでしょうか?会社も長続きできます。

自分の事ばかり言う人(自己的)の周りはみんな離れていきます。それに対し「誰かのためを思える人」(利他的精神)はそれがいつか自分に返ってきます。

私は前職で営業マンをやっていましたが当然、会社から数字を求められます。ノルマってやつです。

このノルマを毎月毎月、達成して行く為にただモノを買って下さいではいつか限界が来ます。

営業経験がある方ならお分かりですよね?

これって自分の事しか考えてないんです。自分のノルマを達成する事しか考えない人からモノを買う気にはなれませんよね?

私は営業マン時代にしていた事の一つにお客様が困っていることを聞くようにしていました。仕事以外のプライベートの事までもお手伝いしたこともあります。

そんなことをしていると不思議と数字が上がってきます。売り上げが上がっていったり契約が増えていったりしました。

結局、何をしていたかというとお客様との信頼を築いていたのです。

信頼が築けると商品がどうのこうのは関係なくなってきます。

あなたなら信頼できるから。。。となってくるのです。

営業会社にいた人なら1度はこんな話を聞いたことがあるのでないでしょうか?

「商品を売るな!人を売り込め!!」

私もよく言われました(笑)

こんなことを続けていると自分の知らないところで話が勝手に進んでいたりもします。

口コミみたいなものです。

「こんな面白いやつがいるよ」とか「困っているやつがいるから協力してやってくれ」なんて話になって紹介が生まれます。実際、私もたくさんのお客様に助けていただきました。

日本人は昔から「お互い様」って言葉をよく使いますが、まさにこの事だと営業マン時代に確信しました。

人から何かをして貰ったらお返しをする、この精神は日本人の心に染みついているのだと思います。

昨日の講義でもこんな話があり、やっぱりねーって感じでした。

それは

komatta

「仕事とは」=「人間の悩み・欲求を解消する事」

というものでした。

自分のやってきたことが間違ってなかったんだなーと思える内容でした。

さらに勉強になったことは

仕事をしていくと当然ながら評価を受けるということです。評価されるとどうなるか?というと稼ぐ方向に走りがちになるのが人間だそうです。別人になるようなものでしょうか?

よくお金を手に入れた人が次に求めるものは地位や名声だと聞きます。

確かに、この時点で最初に誓った目的が変わってしまっています。

最初はそんなこと全く考えもしなかったのに…です。

目的が変わってくると最初の思いや考えはどこへやら???

“初心忘れるべからず”

こうなってくると中々元へは戻れません。

さらには方向が変わってしまっているので周りに与える影響も計り知れません。

自分では気づきにくいので注意が必要です。

たまには立ち止まって良く考えてみましょう!

「自分はどんな思いで仕事を始めたのか?」を。

スポンサーリンク