飲食店新規開業の準備と大切なバランス・ポイントを考える!

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こんにちは!
今日は飲食店を新規開業するときの準備と大切なポイント・バランスについてお話致します。

とは言えヤマソウも少し前に知ったことです(^^;)

多くの開業しようと考えている方はお店を作るときに色々と妄想を膨らませていることでしょう。

たとえば「こんな外観(デザイン)のお店にしよう」とか「メニューは拘ったものを出そう」とか「装飾はこんな感じ」とか「とにかくお洒落に」とか「ユニフォームはこんな感じ」などなどイメージは膨らむばかりです。こんなことを考えているときが一番楽しいですよね!

しかーし。そこには大きな落とし穴があるかもしれません。実は一番大切な何かを多くの人は見落としてしまうのです。

基本的に人間は今までやってきたことしか行動できません。

つまり修行先でやってきたことがベースとなっていくのです。以前の職場はこうだったからこうしようってなるわけです。お店づくりも人づくりも。

特に繁盛店を体験してきた人は要注意。何となく自分もできそうな気になってしまうのです。

ここまででお分かりの方もいると思います。

いくら繁盛店で仕事ができたからと言って自分がやったら上手くいく保証なんて全くないのです。

当然、場所も違えば人も違う。お店の形、大きさも違います。お気づきですよね。

この違った部分に以前のお店を当てはめてしまうのです。これでうまくいく人もいるかもしれませんが稀なケースと言えます。

ヤマソウも最初はそうでした。ほかの競合店を見たときに自分の店のほうが絶対美味しいから大丈夫だ。とか、お店もお洒落さでは負けていないから大丈夫なんて思ってしまいがちです。

こんなことを思ったことはないでしょうか?

「なんでこの程度の商品であの店は流行っているの?大したことないのに…」

これ、危険です!!!

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繁盛しているお店には絶対に訳があります。ただ商品が優れているから繁盛しているわけではありません。その証拠にハンバーガーの超有名店Mは世界で一番おいしいハンバーガーだと思いますか?でも残念なことに世界一売れてます。ここがポイントです。ある飲食店チェーンの社長さんもこう言っています。

「美味しい商品から売れているのではない。売れている商品が美味しいのだ」と。

深いですね。

結局、何が言いたいかと言えば準備とバランスなのです。

開業前にはやりたい事がたくさんあると思いますが、自分のイメージだけでやると全くスタッフの事、お客様の事を考えずに店づくり(レイアウト)してしまうのです。そのためにお客様が死角に入る、お客様にスタッフが気づけない、スタッフが無駄に動かざるを得ないなどの弊害が出てきます。結果、無駄な人件費がかかるとか。ほかにも拘って手間のかかる料理を提供すればお客様はくると思っているので大勢のお客様に来店されると対応できない。などです。結果、どんなに美味しくてもお客様は離れていきます。

ポイントはどのくらい売り上げるのか。それを売り上げるために人員は何人必要か。そのための店構えになっているか。その人数で対応できるレイアウト・厨房・メニューか。って考えていくわけです。私も最初は忙しければ一生懸命動けばいいじゃんなんて安易に考えてました(^^;)

でも、このバランスがうまく成り立っていないと後々ボディーブローのようにじわじわと効いてきます。

売り上げも来客も…。

全てが連動しているわけです。

もう一度言います。

美味しいだけでも売れません。接客が良いだけでも売れません。

ここに気付ければ未来は明るいです。

このバランスが悪いと、例えばお金をかけて広告を入れて沢山のお客様を集客したとしても提供が遅くなったり、接客が後手後手に回ったりしてしまい、結局はお客様に迷惑をかけてしまいます。お金をかけてお客様を失っていくのです。これは非常に怖い事ですよね。

しまいには悪い評判が立ってしまいます。悪い口コミ(風評被害)ってやつです。こうなると負のスパイラルに巻き込まれ脱出困難な状態に。。。

なかなか、人間って自分の思いが強すぎると予期せぬ方向に動いて行ってしまうものなんですよね。

より確率の高いベストな方法があるにもかかわらず自分の思いを押し通して失敗する。。。他人の意見を信用できなかったりする訳です。また自分が正しいと思い込んでいるので特に注意が必要です。

ここは信用のおける人、プロに頼るのも一つだと思います。

信用のできない人のいう事は聞いてはダメですよ(笑)沢山いますから(笑)(笑)

余談ですがヤマソウも良い事はすぐに実行しちゃうタイプですが、相手をよく見抜いて慎重かつ大胆に進めて行ってます。スピード感重視型?(笑)

何となくお分かりいただけたでしょうか?

「バランス」「連動」大事です。そして、何よりも一番大切なのは自分のプライドを一回忘れて、より確率の高い方向を選択することかもしれません!

この考え方が出来る人は経営者に向いているかも?しれませんね。

ではでは今回はこの辺で。

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