メロンじゃないのにメロンパン!? これで納得。メロンパンの謎、公開!!

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メロンパン

日本人には馴染み深いメロンパン。あなたも一度は食べたことがあるかも知れませんが「あれっ?メロンの味しないじゃん??」なんて思った方も沢山いるのではないでしょうか?パン屋さんでは定番中の定番。子供のころから今もありますよね?そんなミステリアスなメロンパンの謎を紐解いてみようと思います!

メロンパン誕生秘話

誰もが想像するメロンパンとは、菓子パン生地に薄く伸したビスケット生地を被せて焼いたパン。メロンパンの名称は表面のすじや格子状の模様がマスクメロンに似ているためとも言われています。ご存知の通り、パンの中にメロンが入っているわけではありません。

現在は丸い形が主流ですが当初のメロンパンはオムライス型を使用しており、パン生地には丸型のメロンパンのようなビスケット生地を使わずに、油脂類を多めに配合し、中身にマーガリンを加えた白あんを入れることで、外は香ばしく、中は白あんが入っている。現在はコープこうべで製造されているものが有名。これを模倣する形でカスタードクリーム入りのものも作られたそうです。

少し遡ると1930年代に、日の出の形を真似て、円形で上にビスケット生地を乗せたパン、サンライズが誕生した。神戸に本店のある金生堂の呉支店が軍艦旗の放射状の線を付けていたからサンライズと呼んだが、放射状の線より格子状の線が付けやすいので、現在の形になった。それが一般化するにつれ、旧来の紡錘形のメロンパンは次第に姿を消していった。また、大正時代に入りマスクメロンが日本に輸入されてくるようになると、「メロン」という言葉で丸いマスクメロンが連想されるようになる。サンライズと上記のメロンパンは別物だったが、マスクメロンに形が似ているサンライズも混同されてメロンパンと呼ばれるようになった。大手の製パン業者もこれに倣い、それまでサンライズという名で製造していたものをメロンパンと改めた。他にも所説ありますが「メレンゲパン」が訛ってメロンパンになったとも言われています。

メロンパンを発明したのは日本人じゃない!?

メロンパンは1910年に満州のハルビンのホテルニューハルビンから大倉喜八郎が帝国ホテルに引き抜いたアルメニア人のパン職人イワン・サゴヤンが日本でフランスの焼き菓子ガレットを元にして発明したパンである。

イワン・サゴヤンは、元ロマノフ家の宮廷料理人であるため、フランスパンとウィーン風パン(ドイツパン)両方の製法に精通しており、ロマノフ家では両方のパンの特徴を持つパンが食されていた。その様な様々な技法や食感のパンを組み合わせるロシアの伝統からメロンパンは生まれたとも言われている。

メロンパンあるある

余談ですが、ビス生地のサックリとシットリの差はパン生地の水分量とビスケット生地の砂糖の含有量で決まるんです。

ビスケット生地の砂糖が多いとパン生地の水分をビスケット生地が吸ってしまうため、パサパサのパン生地が多かったりしませんか?だからビスケット生地に砂糖を溶かさずにザラメ等のトッピングにしてるんですよ!

ご存知でしたか?

たかがメロンパンされどメロンパン。。。意外に深い。

最近ではこんなメロンパンも注目です!!

↓ ↓ ↓

http://b11.vivavita.info/post-65-65.html

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